自家中毒症
(1)自家中毒症
- 一般に自家中毒といわれていますが、医学的にはアセトン血清嘔吐症、周期性嘔吐症ともよばれます。
- 原因は不明ですが、2〜3歳からはじまって10歳くらいで治ります。
- やせた神経質な子供に多く、1年に数回、かぜや気候の変わり目、疲労したとき、精神的負担があったときなどによく起こります。
(2)症状
- 急にぐったりして食欲がなくなり、そのうちに吐くようになります。
- 嘔吐は一日何回もあり、初めは食べたものを吐きますが、しまいには黄色い胆汁や血液を吐くこともあります。
- 嘔吐はふつう2〜3日、長くても5〜6日で止まります。
- 嘔吐の前に前兆がある子供がおり、急に食べ過ぎたり、生あくびを何回もしたりします。
- 周期性嘔吐症とよばれるように1年に何回も起こしますので、一人一人の前兆を知ると早く発見できます。
(3)治療
- 鎮静剤や吐き気止めの薬を用意しておいて早めに飲ませ、嘔吐を暗示しないようにします。
- また、不安を感じさせるようなことはせず、食べ物を禁止し、砂糖水などの水分を少しずつ頻回に与え、嘔吐がなくなったところで、流動食を食べさせます。
- 症状が重い場合には輸液が必要です。
- この自家中毒と症状が似ている病気がありますが、簡単に診断を決めてはいけません。
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