毛細気管支炎
(1)毛細気管支炎
- 急性毛細気管支炎は感染により毛細気管支(肺胞に近い、ごく細い気管支)の内腔が炎症性に閉塞する病気で、2歳以下、特に6ヶ月以内の乳児に多いとされています。
(2)原因
- RSウィルス、パラインフルエンザ、アデノウィルスなどによる感染
(3)症状
- 鼻かぜ、くしゃみなどに続き、せきがでてきます。
- この咳はぜんそく性の呼吸困難にともなう咳で、ときにぜーぜーということもあります。
- 体温は平熱か微熱程度で、呼吸困難は仮性クループほど強くはありません。
- 重症な乳児では唇の色が青くなったり、脱水症状が強くなることがあります。
- エックス線写真を撮ると、特徴的な肺気腫像がみられます。
(4)経過と予後
- 毛細気管支炎は鼻かぜに始まって2〜3時間のうちに重症になることがあります。
- しかし重症の期間はせいぜい1〜2日で、死亡率も高くはありません。
(5)治療
- なるべく早く医師の診察を受け、十分な酸素を吸入させることが必要です。
- 呼吸困難や多呼吸があると脱水症状を起こしやすく、そのために輸液が必要となってきます。
- ぜんそくのような症状があれば、ぜんそくに対する処置が必要です。
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