熱性けいれん
- 頭蓋外の原因によって起こるけいれんを熱性けいれんといいます。
- 一般に子供のひきつけといわれています。
- 小児に最も良く見られるけいれん発作で、急激な体温の上昇による脳の反応とされています。
- 小児の2〜5パーセントにみられます。
- 好発年齢は1、2歳ですが、生後6ヶ月から4,5までの小児にもみられ、それ以降になると発作は自然に消失します。
- 約30パーセントに遺伝的素因が認められます。
- 発作は熱の上がり際に多く、全身のけいれん発作で、短時間(15分以内)でおさまります。
- 発熱は脳に関係ない感染によるもので、かぜ、扁桃炎などの上気道炎が一番多く、ときに消化不良、突発性発疹、予防注射などの発熱のときにみられます。
- 大概の場合、1回の発熱で発作は1回ですみますが、ときに2、3回のこともあります。
- 一度熱性けいれんを経験すると、約60パーセントの確率で2度目の発作を起こします。
- 熱性けいれんの小児の数パーセントのものが将来てんかんに移行します。たとえば
- 発作が頻繁にみられるもの(発作回数が年に4回以上、1回の発熱で発作が2回以上
- 軽・中程度の発熱で容易に発作をおこすもの(例えば37度3分くらいでの発作)
- 4歳以上になっても発作をおこすもの
- 発作が全身けいれんではなく、体の一部に限局しているもの
などではてんかんに移行する可能性がありますので、脳波などの検査が必要です。
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