再生不良性貧血
(1)原因
- 骨髄の中で血がじゅうぶんに作られないために起こる貧血です。
- 小児ではとくに先天性のものがあり、いろいろな奇形を合併することがあります。
- 奇形を合併したものをとくにファンコニー貧血といいます。
- 原因の不明なものが大部分です。
(2)症状
- 貧血、出血傾向(皮下、粘膜など)が主な症状です。
- 顔色が蒼白でなんとなく元気がなく、疲れを訴えます。
- ときどき鼻血がでたり、皮膚に出血斑がみられます。
- 血液の検査をすると、赤血球、白血球および血小板のどれもが減少しています。
(3)治療
- 貧血が強いときには新鮮血の輸血をしたり、出血傾向にあるときは、血小板の輸血をします。
- 治療薬としては副腎皮質ホルモンやたんぱく同化ホルモン、男性ホルモンなどを長期間内服します。
- 各種ビタミン剤や止血剤も用います。
- 最近は骨髄移植も試みられています。
- 難治性の病気で、薬剤が効いてくるのに数ヶ月から1年以上もかかります。
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