鼠径ヘルニア(脱腸)
(1)鼠径ヘルニア(脱腸)
- 医学的には、腸がお腹から外へ出ることをヘルニアとよびますが、一般には下腹部の皮膚の下に腸が出る場合をヘルニアまたは脱腸といいます。
- 男の子では陰嚢の中まで下がります。
(2)ヘルニアの嵌頓
- ヘルニハは押すとぐるぐると音がして腸がお腹の中へ戻る場合は危険はありませんが、ヘルニアの嵌頓といって、腸が出口のところで締め付けられて腸閉塞の状態になると危険です。
- この場合には、痛みが激しく、押しても脱腸が戻りませんし、吐き始めます。
(3)治療
- 嵌頓した場合は、ただちに麻酔をかけて腸をお腹の中にもどしますが、戻らないときはすぎに手術をします。
- ヘルニアは自然には治りませんから、嵌頓していなくてもできるだけ早く、からだの状態のよいときに手術をするのが最良の方法です。
子供の病気へ