小児のやせ
(1)やせの判定基準
- 乳児ではカウプ指数が13以下をやせとします。
- 幼児以上では肥満度と同じように理想体重から実測体重を引いた値を理想体重で割り、100をかけた値が20以上をやせとします。
- 体重がしだいに減ってくるときには、なにか病気がある場合が多いと考えてください。
(2)栄養法の欠陥によるやせ
- 養護や栄養法に過誤があったり、ミルクぎらい、貧困のため摂取カロリーが不足しているときに、高度なやせをみます。
(3)病気のためのやせ
- 消化器、呼吸器、循環器、中枢神経、腎臓、血液などに慢性の病気があるとき、糖尿病や甲状腺機能高進症などの内分泌の病気、先天性代謝病、悪性腫瘍、慢性感染症、神経性食欲不振症などのときにもやせをみます。
(4)体質性のやせ
- とくに病気もなく、日常生活も元気にしていて体質的としか考えられないもので、多くは両親もやせています。
(5)やせの治療
- 栄養法に欠陥のあるときは、医師の指導を受け、病気のためのやせは、もとの病気の治療が必要です。
- 体質性のやせは治療を必要としませんが、高度な場合は小児科医の診察を受けたほうがよいでしょう。
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